熊野古道:紀路・中辺路全13回の13回目・熊野三山詣

2006.05.06〜07
  今回の位置確認はコチラ

08:52 いつもの紀ノ川SA到着。
昨日がこどもの日だったから、鯉のぼりが泳いでいる。

09:00 出発!
今回は大失敗をおかしてしまった・・
講師の説明の間中・・寝てしまったのだぁ〜!
私が説明を書くことができるのは、バスの中でメモをとるからであって
・・はぁぁぁ・・しゃ〜ないわ〜今回は写真だけ〜・・

11:15 
これまたお馴染みの中辺路:牛馬王子ふれあいパーキング着。

美味しいお弁当にありつく。
「きじ丼」に気持ちが揺れるが、今日は一泊だから、弁当を残しておいて「きじ丼」を食べ、
夕食にするという事ができない。また「おあづけ」だ・・あ・・「きじ」は、養殖だそうだ。




11:50 くらいだったか出発!

12:24 先月のゴールだった発心門王子からが今日のスタート!
当時は、もう境内であったから、ここで身支度を整えてから望んだそうだ。

今日のツアーでは、顔見知りになってメールを交換して下さるようになってた
Kさん、Mさん、それに前鬼の里ツアーで一緒だったNさんも一緒だし、他にも何人か覚えているお顔が見える。
KさんとMさんとは後ろの方を一緒に歩いて、おしゃべりも楽しんだ。
12:37 

ささゆりを守ろうっていう立て札
何だか隧道みたい〜!
作業用の荷物を運ぶためのものみたいだった
12:46 
見晴らしは最高!
新緑に輝く山々が!



































12:48 
え〜・・こ〜んな景色が・・
これは「かかし」のようなもの。
向こうにあるバケツのアップは
青いホースから、わき水が絶え間なく流れ出ていて、一杯になるとバケツは向こうへ倒れるようになってる・・もうちょっと・・もうちょっと・・ハイ!一杯になりました!すると突然!

ふくろうも動くんだけど
写せなかった・・
同様のしかけが、あちこちにあるそうだけど・・

木々の間の、これには驚き!
まるで首を縛られているような動きが素晴らしくリアル!
「怖い〜〜!」
しいたけ栽培の場所だった。


無人の販売所が、実に多い!

それだけ人通りが多いということか。
朝採り野菜や果物などが圧倒的に多いが、こうした手彫りの芸術品も見かける。
これは、その中の最高傑作!
あと、武器になりそうな「肩たたき」を置いてある所もあった。
金槌のような肩たたきで、
「これ持ってたら夫婦喧嘩の時ええかも〜!」

12:59 歯痛の地蔵さん

見過ごすところだったが、急いで手を合わせる。
「痛いの〜?」
「いいや〜でも〜歯槽膿漏やから〜」
「え〜?」
「あのな〜歯槽膿漏なんかの菌も、今時分の木の芽時は活発なんよ〜。
消毒しても消毒してもアカンくらい元気で動き回るんやで〜」
自己申告したら大爆笑になってしも〜た〜(^▽^)

13:00
すぐに公園のような所に
NHKのドラマ「ほんまもんロケ地・炭焼き小屋・1.2km」の標識が。 この公園では空に
大きな鯉のぼりが泳いでいた
13:02 水呑王子

三里小学校の
三越(みこし)分校の跡でもある
すぐ隣にある腰痛の地蔵さん
13:07 私の大好きな杉の道が続く





←13:23
 ここから見える山々は
「果無(はてなし)山脈」と呼ばれる山々で、
眺めながらの気持ちよい歩行となる。







さっき書いた
武器になりそうな肩たたき
菊水井戸・・磐余が・・何だっけ?まあ〜ええわ〜・・13:31
13:36
真ん中の方がKさん
13:38
13:40
13:41
ここまで来たら、このような景色が広がる!
そして明治22年の大洪水で本殿などを移築するまでは
ここから、そのご本殿が見えていた。
それを「伏して拝む」ことから「伏拝(ふしおがみ)王子」
ここは同時に茶畑が広がり
上まで登れば
果無山脈が見下ろせる
カンジがする。

また「ほんまもん」の舞台となった民家があり
当時のポスターが今でも貼られていた。
敷地には「星の井戸」があり
上手に覗き込めば昼間でも
星が見えるという

横に長いので、スライドして下さい。


    1・・伏拝王子  2・・休憩所  3・・ほんまもんの家  4・・星の井戸

14:12 出発!





下は車道         







14:26  
三軒茶屋跡

左の橋を渡った所

そこかしこに
筍が頭を出している


そして、ここには石の道標が・・
いつか教えて頂いたように
「紀三井寺」が記されている

(クリックして下の方の「道分け石」の所)
帰路で目標というわけだ。
 

14:28
 最後の人を待って出発!

更に、ここには「九鬼ケ口関所」
書かれた関所跡があって、雰囲気がある
・・ちなみに私は関所大好き人間である!

関所をくぐると、しばらくは山道













15:00 山道を抜け、次は住宅地に入る
左の写真の紅葉の側に
標識があった。





10分も歩けば
祓戸(はらいど)王子

藤原定家に
山川千里を過ぎて
遂に宝前に奉拝す
感涙禁じ難し」

と、言わしめた
王子跡の側にある裏鳥居







祓戸(はらいど)王子は・・熊野本宮大社の直前にある特別の意味を持つ王子社であり、
旅の汚れ(気枯れ・気離れ)を祓い清めるための潔斎を厳重にしなければならない性格上「祓殿」の名が付けられたという。

ちなみに・・藤代五躰王子の手前にも「祓戸王子」がある。


いよいよ熊野本宮大社です!

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