海南〜下津へNO.2

裏見の滝
ミカン畑にCDがぶら下がってました
鳥よけなんでしょうか?

名前通り裏に回ってみました。

裏の様子です

滝のそばのお寺



ここから少し行くと三叉路があります。
右へ行くと「らくらくコース」
左に行くと「はりきりコース」
いったん「らくらくコース」へ行きかけたけど、
物足らない私は立っていた役員の人に、申し込んだコースでないとダメかと聞きました。
すると「どっちに行っても構いませんよ。はりきって下さい」と言ってくれたのでコース変更!

少し行ったとこの神社にあった
道沿いの家の方が「みかん持って行って」
と箱にいっぱい出してくれました。
嬉しくて1つ頂きました。
「遠慮せんと、い〜〜っぱい持って行き」
「袋を持ってこようか?」と言ってくれます
奥さんが「構わんけど重いよ。なあ」
「はい。じゃあ遠慮しないで、もう1つ
頂いて行きます。ありがとうございます!」
ここで2つ目の休憩所が。
お昼がまだだったので頂きました
学校のトイレも借りる事ができます
少しゆっくりして体力を回復します
ここにもまたミカンを置いて下さっています 遠慮せずに、また2つ頂きました。
こういう道路が延々と・・・
とんでもない急な坂です。
はりきらなきゃあ!と頑張って
見晴らしのよい場所に!
ここで女子高生達が大勢座ってました
誰かが「先生が急な坂はここでおしまいって」
と言ってたのでホッと胸を撫で下ろしました
へえ〜〜!こういう事業もあるんだあ・・・
家の石垣です。
気に入っちゃったのでパチリ!



こういう石碑がありました
その先を見ると・・・・右のような坂道が!
何の事はない、
ここからが本格的なのでした・・・

途中で高校生の女の子達が
「おばちゃん!大丈夫?」
「・・・くちもきけないくらい大丈夫・・・」
「頑張ってや!」
「頑張るんやで!」
と、くちぐちに励ましてくれました
船が見えたときは感動しました!
ここから、このお寺の看板が
目印になりました
この坂道をめいっぱいに走ってくる
軽トラックが!横の崖に張り付いて
やりすごしました。
こういう景色が見えたころ・・・ こんな看板が・・・
ここは紀州・徳川家の墓所でした 拝観料300円

階段が多くて疲れた足には
過酷でしたが300円も払ったので
頑張って登りました
本当に「はりきりコース」です
ここからが広い!
吉宗公は将軍になったので江戸に
など説明を読むだけでも楽しい。
初代の頃は墓荒らしの用心に
墓碑を書かなかったとか・・・
みんな結構長生きでした

お寺を出たところに、あの白い矢印が道路に描いてあったので、黙々と歩いていると、
女子高の先生が途中に立っていて
「このまま行くと高校なんです。矢印はウチの高校が描いたんです。でも、ここをまっすぐ行けばちゃんとゴールの小学校に出ますから」
・・・・・結局、遠回りだった・・・
もう足は限界を超えていた。股関節は痛いわ、膝は痛いわ、ヨタヨタしながら杖に寄っかっかって・・・

とうとうゴ〜〜ル!!
完歩賞を頂きました!
参加費を払ってないんですけど・・・?いいのかなあ?



何だか「わくわくわくハイク」になっちゃった・・・
上のミカン船を裏返して写しました。
並べると、こうなっちゃった。面白いからイイかあ!

着いたら地元の祭りで賑やかでした。
何でも40分も、踊っていたとか・・・
いろんな屋台も出て盛り上がっています。
司会の女性が、まだ終わっていないのに出てきてしゃべり出しました。
役員の人が慌てて腕を引っ張って行こうとしましたが、しゃべるのをやめません。
その間にも踊りは続いていました。
女性もしゃべっています。
いいかげん気づけよ〜と思いました。
とうとう役員の方が大きな声で「まだ終わっていません」と叫びました。

さっき大失敗した女性は大変頑張って、踊っていた人にインタビューを始めました。
それはそれは上手でした。失敗は忘れてもらえるでしょう。


帰りの電車は下津駅からです。
15:15の和歌山行きです。乗り換えて15:39発快速で帰りました。

下津の駅のホームで待っていると楽しい4人のグループがやってきて
「なあ、どこで待ってたら、ちょうどええん?」
「アホやなあ。ここでちょうどええから、ここで待っとられるんや」
「いいえ!私は今日始めて来たから分かりませんよ」
「そんな事ないわあ。こんなにベテランの格好しとるのに。あんた、どこから来たん?」
「大阪です」
「大阪のどこ?」
「○です」
「また遠いなあ!北の端や」
「なあなあ、この人(唯一の女性)どっから来たと思う?」
「え〜?分かりませんよ」
「あのなあ。隣の駅」
「そしたら、その方に聞きゃあ、どこで待ったらええか知っとられるんじゃあねえんかな?」
「あれ?あんたどこの出身?」
「岡山じゃが」
「ここは和歌山、あんたは岡山。ハハハ!」

と騒がしい楽しいグループに囲まれ、待ち時間はあっという間に過ぎてしまいました。

ミカンを下さった方達や、と〜〜〜っても楽しい暖かい方達と出会い、最高に幸せな1日でした。

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